Okayama Campus Network Magazine CAMNET
学生と、社会人と外国人のちょっとユニークなコラムマガジン 月刊CAMNET

僕たちってなに
僕っていったい何なんだろう
自分のことは全体解りづらいって事は世の常の事なんだろうが
他の事は多少なりとも良く見えるような気もするし
そもそも、僕という存在は一人なのか複数なのか
孤独を感じれば、おそらくは一人
歓びを感じればおそらくは複数
だろうが
日々の時空の流れの内に身を置いて
確かにX軸Y軸の存在は認識できる条件下には居る
けれども、いったい今がいつで僕がいくつなのかさえ不安定要素のひとつに思える
だからといって決して消極的なのでは 断じてない
むしろ科学的なのだ
目で観て見えるもの
手で触って触れるもの
肌で感じて感じられるもの
耳で聴いて聞こえてくるもの
口にいれて味わえるもの
それら全てが疑わしい
疑わしいものを全て取り去るとそこに残るものは微弱な反応
か細い反応は今にも漆黒の闇の中に消え入りそう
それら単体の微弱な反応を全て集めて団子にして
喰ったらさぞかし不味かろう
makoto
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