毎月20日更新
日本の中学を卒業後、カナダの高校、大学を卒業。
大学で哲学を専攻した後、バンクーバーで日本の商社に就職。
その五年後に退職し、また大学に戻って教師の資格を取り、公立高校の教師をして現在に至る。
同じ高校に通う息子が一人。数年前に離婚をしたので(というか「妻に離婚をされたので」)、現在はシングル・ファーザー。
この番組では、『徒然草』みたく、「ある凡庸な人生における凡庸な一日」をテーマに、バンクーバーでの生活を綴っていきます。
そして、門司港西海岸へ。
All program free.
2024/05/20
英語ってむずかしいでしょ/English is Difficult, isn't it? 05月号:どうもタグチです。以前にも触れましたが、カナダでの教師の休日は夏休みが二か月、冬休みと春休みがそれぞれ二週間あって(それにしてもすごい休みがおおいですね)、それを利用してときどき日本に帰ってきていました。それ以外の時期は有給休暇じゃないので、帰ったことがありません。ということは、たとえばいまのこの日本の五月というのはもう三十年ぶりみたいな感じになります。感慨深いというのは特にありませんが、五月の日本っていいですね。もちろん六月もひさしぶりで、たのしみです。六月って梅雨もあるしと思われるかもしれませんが、三十年ぶりに蛍が見られるなあなんてのもあって、まあたのしみです。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「英語ってむずかしいでしょ」という内容でお届けします。お付き合いください。ぼくは毎日、食材のお買い物もかねて、お散歩をしているんですが、春の風っていいですね。みなさまも、春のお散歩をたのしまれてくださいね。 ポッドキャスト
= ご案内 / info =
ラジオ番組後半からは英語バージョンになっております。お聴きください。[16:31-]
The English version will be available from the second half of the radio program.Please listen. [16:31-]
2024/04/20
ひとそれぞれ 04月号:どうもタグチです。みなさまいかがおすごしですか。ぼくはというと、二週間前に、頼んでいたテーブルと椅子がとどいて、今回の録音と原稿はそのテーブルと椅子で作っています。それまではキッチンのカウンターをつかって立ってしていたんですね。では食事はというと、窓のそばにあるでっぱりのような場所にお皿を並べてしていました。ここからだと、ときどき(特にビールなんかを飲んでいると)下を行き来する車の中のひとがぼくのほうを指さして、「ねえ、あれ、見て」なんてことを言っていました。実は、テーブルと椅子が来るまで、一人がけソファとサイドテーブルでしようと目論んでいたんですが、さあ食べようとしたら、テーブルがちょっと低すぎて、それじゃあと、床にすわって食べようとしたら、今度はテーブルが高すぎて、うまく食べられませんでした。もし一人がけのソファとサイドテーブルをお持ちの方がおられたら、どうぞお試しあれ。ぼくの言わんとすることが実感できますから。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「ひとそれぞれ」という内容でお届けします。お付き合いください。季節の変わり目、寒くなったり暑くなったりする日が続きますが、どうぞみなさまご自愛くださいませ。 ポッドキャスト
= ご案内 / info =
ラジオ番組後半からは英語バージョンになっております。お聴きください。[14:00-]
The English version will be available from the second half of the radio program.Please listen. [14:10-]
2024/03/20
30年前に受け取った友人からの手紙 03月号:どうも田口です。みなさま、いかがおすごしでしょうか。ぼくは今日、飲む日で、この録音が終わったら、お風呂に入ってから、アパートの前の関門海峡を眺めながら、さっき買ってきたお刺身とビールをいただこうと、いまからうきうきしています。日本、最高です。ぼくの留守のあいだ、そういう日本を守っていただいて、ありがとうございます。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「30年前に受け取った友人からの手紙」という内容でお届けしますお付き合いください。だいぶんあたたかくなってきましたね。ぽかぽかとしたなかのお散歩が気に入っています。みなさまもいい春のはじまりをおたのしみくださいませ。 ポッドキャスト
2024/02/20
出家 02月号:どうもタグチです。みなさまいかがおすごしでしょうか。ぼくは数週間まえに日本に帰ってきて、今月の24日に賃貸の新居に入れるということなので、それまでホテル暮らしをしています。皮肉な話、いちばんやすいホテルというのが、その新居の目の前にあって、いまもその新居を眺めながら、これを書いています。まあでもこれも経験ということで、これから住む門司港を観光客気分で愉しんでいます。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「出家」という内容でお届けしますお付き合いください。日本は寒い日もあれば、あたたかい日もあって、くわえて、建物の中もいろいろな温度で、あつくなったり、さむくなったりを繰り返しているような気がしないでもないです。でもまあ冷えるのはいけませんね。みなさまもどうぞあたたかくしておすごしくださいませ。 ポッドキャスト
2024/01/20
退職 01月号:どうもタグチです。みなさまいかがおすごしでしょうか。ぼくはいま風邪を抱えていて、もうピークは過ぎたかなとおもうんですが、ふつうにきついです。風邪を引いたのと前後して気温がマイナスに下がったりして、いまからかんがえてみたら、たぶん寒くて風邪を引いたんですね。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「退職」という内容でお届けしますお付き合いください。来月の録音は日本からです。場所も境遇もがらっと変わるんですが、録音の内容はぼくとおなじで、変わりはないかなと思います。それではまた来月。お元気で。 ポッドキャスト
2023/12/20
ぼくの住んでいる現実 12月号:どうもタグチです。みなさまいかがおすごしでしょうか。じつは数日前ちょっと教頭といざこざがあって、教師を辞めて、日本に帰ることにしました。再就職をする予定はないので、これが定年ですね。でも、ぼく自身は「定年」とは捉えていなくて、「出家」といったほうがちかいかなと考えています。来月末の飛行機を取ったので、来月の録音はバンクーバーからのさいごの録音となりますが、そのときに退職の顛末報告をしますね。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「ぼくの住んでいる現実」という内容でお届けしますおつきあいください。今年もこれでさいごの録音となりました。来年もよろしくご愛顧ください。どうぞいいお年をおむかえください。 ポッドキャスト
「Taguchi Tatsuzo の Year in Review 動画篇」
(2023.12.20-2024.01.20 番組関連動画) Youtube
「Taguchi Tatsuzo の Year in Review 写真篇」
2023 YEAR IN REVIEW - 100 PHOTOS web
2023/11/20
ぼくたちの知覚している世界 11月号:どうもタグチです。先月、ひさしぶりに風邪を引いて、ちょっと引きずっている感があります。みなさまもどうぞご自愛ください。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「ぼくたちの知覚している世界」という内容でお届けしますおつきあいください。日本もだいぶんさむくなってきたみたいですが、どうぞあたたかくしておすごしください。 ポッドキャスト
2023/10/20
学問について 10月号:どうもタグチです。日本は急に秋になったみたいなことを聞きますが、バンクーバーは例年通りゆっくり秋が深まってきています。秋の移り変わりをどこでいちばん感じるかというと、ひとつは一週間に一回のジョギングで、もうひとつは月に二回くらいの写真撮影です。お買い物やお散歩なんかだと、ジョギングや写真撮影ほど、集中して風景を見たりしないような気がします。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「学問について」 という内容でお届けしますおつきあいください。 ポッドキャスト
月刊CAMNET11+12月号
Tatsuzo Taguchi の A DAY IN THE LIFE
A Mediocre Day Mediocre Life of Tatsuzo Taguchi
~サイプレス・マウンテン~
文面で触れた動画 (0:31) MOV
2023/09/20
車の所有について 09月号:どうもタグチです。今月から仕事がはじまって、ちょっとバタバタしていましたが、二週間を終えて、だいぶんあたらしい習慣に慣れてきた感があります。季節も8月の終わりころからぐっと涼しくなって、木々も夏の緑から秋の色に変わっていっていて、初秋だなあといった感じのバンクーバーです。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「車の所有について」という内容でお届けしますおつきあいください。もう日本は夏の暑さが落ち着いたころで、秋の空気にほっとされているんじゃないでしょうか。日本の秋、いいですよね。みなさまがうらやましいです。 ポッドキャスト
ぼくのエクセル家計簿のつくりかたとつかいかた YouTube
2023/08/20
自由意志がないという前提で生きるということ 08月号:どうもタグチです。日本は今年も暑いみたいですね。ぼくはニュースを読まないので、編集長やほかの知人からのメッセージとかで、それを知るんですが、かれらの暑さの表現が今年は特にといった感じです。バンクーバーはというと、夜にクーラーがいる日もあるんですが、窓を閉めないと眠れないほど涼しいという日もあったりします。でも、ここもむかしの夏より若干暑いかなという感じです。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「自由意志がないという前提で生きるということ」という内容でお届けしますおつきあいください。日本はお盆もおわって、秋の涼しさはもうすぐですね。 ポッドキャスト
●ぼくのエクセル家計簿のつくりかたとつかいかた YouTube
2023/07/20
掃除をすることは感謝をすること 07月号:どうもタグチです。今月のはじめから二か月の夏休みです。カナダは金利と物価が上がっていて、たぶんそのせいでしょうね、今年度の家計はひさしぶりの赤字 になる予定です。決算は夏の終わりで、なんで二か月後の赤字決算がわかるのかというと、ぼくはかなり詳細な家計簿をつけているんですね。こう書くとちょっとたいへんそうに聞こえるかもしれませんが、ぼくはほぼすべての支払いをクレジットカードでしていて、毎月、その明細を自分でつくったエクセルの家計簿に移して、「これは食材、これは文房具、これは家賃」といった感じで仕分けするんですね。仕分けのカテゴリーは40くらいで、仕分けの数(つまりクレジットカードをつかった回数と、電気代や家賃なんかのいろいろな銀行の自動引き落とし)は100くらいなので、家計簿にかける時間は毎月一回だいたい20分くらいです。それで、5分くらいかけて、自動的に集計された決算内容を見て、「うーん、今月は酒代がおおかったな」とか、「この衣服代はなんだっけ」みたいなことをしています。なぜそんなことができるのかはよくわかりませんが、ひとつには教師というお仕事で生徒さんたちの成績をはじきだすのにけっこう表計算をつかうんですね(鉛筆と紙と電卓でされている先生がたもたくさんいますが)。もうひとつには昔働いていた商社で経理をしていたことがあって、ふつうに簿記の知識があるんですね。でも、そういうのがなくても、ぼくの自作のエクセルの家計簿 をつかったら、かんたんにできるかなと思います。いつか、ネットにその家計簿と使用説明書をアップしますね。いつになるかはわかりませんが。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「掃除をすることは感謝をすること」という内容でお届けします。おつきあいください。 ポッドキャスト
2023/06/20
すべての徳は幸福から生じ、すべての自由意志は徳から生じる 06月号:どうもタグチです。あと二週間で夏休みで、同僚の先生がたのもう終わったなという感じのなか、ぼくはいつもどおりに淡々と仕事を消化しています。これはべつにぼくが勤勉だからとかいうのではなくて(人目に勤勉に映ってもわるいことはありませんが)、仕事にしても、なんにしても、終わったなと感じるのは自分に禁じているんですね。これもおなじく、「べつにぼくが勤勉だからとかいうのではなくて」、そういうところで気を抜くとまずいいことはひとつもないからです。余計なミスを招くというのがありますし、気を抜くと、楽なような気がしないでもないですが、じっさいはそうすることで余計にきつくな
るんですね。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「すべての徳は幸福から生じ、すべての自由意志は徳から生じる」という内容でお届けします。最後までおつきあいいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2023/05/20
余計なお金について 05月号:どうもタグチです。けっこう寒い春がつづくなと思っていた矢先、三日目くらいからかなりの高温になって、なんでも例年のおなじ時期より10度以上も気温が高いらしいです。ただ、そういうのにあたふたしているのは人間だけみたいで、空行く鳥さんたちや青々とした木々さんたちは特に気になっていないみたいです。まあ近年の異常気象、たしかに騒ぎすぎかなというのもありますね。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「余計なお金について」というテーマでお届けします。今月も最後までおつきあいいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2023/04/20
動物や小さい子供にできていること 04月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。この時期は、五年くらい前から花粉症で、鼻が詰まったり、目がかゆくなったりと、いろいろと悩ましいんですが、今年はどういうわけか症状が例年よりも軽いです。それでも、ときどき症状が出るので、ぼくの場合は、薬ではなくて、NEILMED というので鼻の洗浄をしています。それで、ふつうに症状はおさまります。日本でも売っているみたいです。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「動物や小さい子供にできていること」 というテーマでお届けします。今月も最後までおつきあいいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2023/03/20
テストの結果はわるいほうがいい 03月号:どうもタグチです。なんかタグチは休みがおおいなあと感じられることでしょうが、いま二週間の春休みです。それで、このあと三か月したら、二か月の夏休みが控えています。ちょっと気になって調べてみたら、カナダには40万人くらい教師がいるらしいです。それだけの人間が税金をつかってふつうにいい給料をもらって、一年の三か月はまるまる休みなんですね。この国、だいじょうぶかなってときどき思います。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「テストの結果はわるいほうがいい」というテーマでお届けします。今月も最後までおつきあいいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2023/02/20
なぜ生きているんだろう 02月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。ぼくはあいかわらずですが、いつも平常心というのではなくて、いつも心が揺れ動いているほうのあいかわらずです。毎日、わらったり、泣いたり、しみじみとしたり、わくわくしたりしています。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「なぜ生きているんだろう」というテーマでお届けします。今月も最後までおつきあいいただければ幸いです。こちらもそうですが、日本もまださむいみたいですね。どうぞあたたかくしておすごしください。 ポッドキャスト
2023/01/20
近代自我 01月号:どうもタグチです。あけましておめでとうございます。今年もよろしくおつきあいくださいませ。どういうわけか、コロナ騒ぎがはじまってから、風邪らしい風邪を引いていません。じつは、もう三年くらい、毎週欠かさず9キロ走っているんですが、その効果かなとも思います。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「近代自我」というテーマでお届けします。日本は寒さがきびしいみたいですが、どうぞご自愛くださいませ。今月も最後までお付き合いください。 ポッドキャスト
2022/12/20
原因と結果 12月号:どうもタグチです。タグチは今日から二週間の冬休みです。正確には、土曜日の今日と明日の日曜日の今週末が含まれていて、あと仕事始めも火曜日からなので、17日間の冬休みです。尋ねるべき友人も家族もいないので、ふつうにいつもしていることをいつもよりゆっくり味わいながらするかなという感じですが、数回、お買い物に行ったり、行きつけのレストランで食事をしたりとかしようと考えています。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「原因と結果」というテーマでお届けします。今年もあとわずかとなりましたが、いろいろとありがとうございました。来年もよろしくご愛顧お願い申し上げます。それではまた来年。よいお年をお迎えください。 ポッドキャスト
= 付録 =
写真:tatsuzotaguchi.wordpress.com/#jp-carousel-6998
映像:1drv.ms/v/s!AiRXbgThcog_hKgCs_wLHgMAnS7yvg
2022/11/20
世界が無常じゃないと、世界は無意味になる 11月号:どうもタグチです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。こちらはもう秋も終わりかなという感じです。秋は毎年何回か紅葉の写真を撮りに行くようにしているんですが、なかなか納得いくようには撮れません。まあこれは秋に限ったことではないんですが、秋の紅葉、春の桜というのは、タイミングとかいうのがあるので、いつももっといいタイミングで撮れたんじゃないかといった後悔のようなものがほかの時期の写真よりも残るような気がするんですね。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「世界が無常じゃないと、世界は無意味になる」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2022/10/20
人間は考える葦である 10月号:どうもタグチです。バンクーバーは快晴がつづいていて、だいぶん秋も深まってきました。たぶん紅葉は来週末あたりがピークなので、写真を撮りに行こうと考えているんですが、週末は雨みたいです。雨の紅葉もいいのですが、まあそういうめぐりあわせなんでしょうね。そういえば、昨年の同じ週末も雨の紅葉の撮影でした。さて、今月も皆様からの「お便り」から。そして、「人間は考える葦である」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いいただければ幸いです。日本はだいぶん寒くなってきたんじゃないかと思います。どうぞあたたかくしておすごしくださいませ。 ポッドキャスト
2022/09/20
物理的なものと精神的なもの 09月号:どうもタグチです。二か月の夏休みがおわって、今月から高校の教師としての仕事を再開しました。あと三年はたらいたら、仕事を辞めて日本に帰ろうかなとかんがえていて、あと三年かあと思うと、ちょっと感慨深いものがあります。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「物理的なものと精神的なもの」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2022/08/20
あなたの人生は本当にあなたのものでしょうか 08月号:どうもタグチです。日本は今年も暑いみたいですね。すごく。カナダもクーラーをつけたまま寝る夜がつづく、暑い日々が一週間くらいつづいたんですが、そのあとはふつうにすずしい夏になりました。でも、もう何週間も雨が降っていなくて、空に雲を見ることがほとんどない毎日で、雨と雲が恋しいです。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「あなたの人生は本当にあなたのものでしょうか」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いいただければ幸いです。夏もお盆をすぎたのでもう暑さも峠を越したのではないかと思いますが、どうぞご自愛ください。 ポッドキャスト
2022/07/20
すきじゃないことや、きらいなこと 07月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。タグチは例によって二か月の夏休みです。そして、例によって、だいたいいつもとおなじことを、ちょっと余裕をもってしています。おなじことというのは、モノを書いたり、本を読んだり、ギターとベースとピアノとゴルフの練習、ジョギング、ヨガ、筋トレ、写真撮影、映画鑑賞、家事といった感じですかね。あと、夏休み限定でテニスをしています。さて、今月もみなさまからの「お便り」から。そして、「すきじゃないことや、きらいなこと」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いいただければと思います。日本は暑いみたいですが、どうぞご自愛くださいませ。 ポッドキャスト
2022/06/20
自分のすきなことをして生きる 06月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。バンクーバーの春は記録的な雨天で、寒い初夏でした。いまだに天気は雨の日がおおくて、夏という感じはあまりありません。あと、二週間で夏休みなんですけどね。でもまあぼくは特に天気のことは気にならないし、雨の日も晴れの日も特に好みはなくて、雨の日には雨の日のたのしみ方があって、晴れの日には晴れの日のたのしみ方があるという感じなんですね。雨の日のほうが選択肢はすくないんですが、それはけっしてわるいことばかりではないかなと思うんですね。さて、今月は「自分のすきなことをして生きる」というテーマでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2022/05/20
モノをさんづけで呼ぶと 05月号:どうもタグチです。時期的にはもう夏と言ってもいいんじゃないかと思うんですが、バンクーバーはあいかわらず寒い日がつづいています。どれくらい寒いかというと、今日も山の上では雪が降っているみたいですし、夏服を着ているひとはほとんどいない状況です。べつに困りはしないんですが、ときどきそういえば寒いなあとは思います。さて、今月も皆様からの「お便り」から、そして「モノをさんづけで呼ぶと」というテーマでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2022/04/20
言葉について 04月号:どうもタグチです。いかがおすごしでしょうか。ほとんどの桜がもう散った感があるんですが、先日は雪が降りました。いまも、山では雪が降っているのが見えます。先週はひょうの中、ジョギングしました。はしりはじめたときは晴れていて、予報は雪だったので、まあ雪だったらふつうにはしれるなと思っていたんですが、ひょうは想定外でいでした。『葉隠』の教え通り、「大変に逢うては歓喜踊躍(ゆやく)して勇み進むべきなり」をしたかったんですが、いたくてつめたくて歓喜踊躍(ゆやく)どころではありませんでした。ちょうど折り返し地点で、ひょうが降り始めたので、勇み進むべしはする以外すべがありませんでしたが。さて、今月も皆様からの「お便り」から、そして「言葉について」というテーマでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2022/03/20
難儀について 03月号:どうもタグチです。皆様、いかがお過ごしでしょうか。ぼくはいま二週間の春休みで、春休みのさいしょの日に衣替えをしました。靴なんかをふくめて、いろいろとありますが、年々効率よくできるようになってきていて、だいたい2時間くらいですむようになりました。靴はぜんぶでだいたい20足くらい入れ替えるので、今年は靴の収納を換えてみたんですが、一足ずつおおきめのジップロックに入れて大きめのストレージボックスに入れてみました。20足っておおいんでしょうね。でも、きちんと一足一足まわして履いていますし、ぼくが商社につとめていたときの上司は、100足まわして履いていました。その上司はスーツも100着くらいぜんぶ仕立てのを持っていて、そういうのはまだあるかもしれませんが、肌着も仕立てていました。「そういうのどこで仕立てるんですか」って訊いたら、「きみもしたいかい?(したくはなかったですが)お相撲取りさんって、既成の肌着入らないじゃない。だから、両国に肌着を仕立ててくれる仕立て屋さんがあるんだよね。ぼくのもそこで無理を言ってつくってもらっているんだ」ということでした。ちょっとかわった上司さんでしたが、じつはぼくがその商社に入れたのはそういう上司がいたからなんですね。「100人くらい履歴書を見てさ、きみのがいちばんかわった履歴だったんだよね。だから、おもしろい、かれがいいということで、社長にぼくはこのひとがいいですって言ったんだよね」とあとでおしえてくれました。さて、今月も皆様からのおたよりから、そして「難儀について」というテーマでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2022/02/20
殺生について 02月号:どうもタグチです。バンクーバーはだいぶんあたたかくなってきて、もう冬のピークはおわったかなという感じです。ただ朝はしるときは、あいかわらずふつうに寒いので、ユニクロのヒートテックのネックウォーマー、ビーニー、手袋と、フリースの上下のフル装備ではしっています。さて、今月もみなさまからのお寄せいただいた「お便り」のご紹介から、そして今回は「殺生について」というテーマでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2022/01/20
2022年スマホ考察 01月号:どうもタグチです。先週およそ二年ぶりくらいに風を引きました。ぼくは高校教師で、多数の生徒さんたちや同僚に接しているので、まあ風邪は職業病とも言えるんじゃないかと思いますが、やっぱり風邪、きついです。さて、今月もみなさまからのお寄せいただいた「お便り」から、そして「2022年スマホ考察」というテーマでお届けします。お付き合いください。そして、本年もよろしくお願いいたします。寒さもコロナももうすぐ終結するんじゃないかと思いますが、いっしょにがんばりましょうね。 ポッドキャスト
2021/12/20
社会の歯車 12月号:どうもタグチです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。バンクーバーは先週初雪が降って、だいぶん冬らしくなってきました。でも考えてみたら、もう12月なので、冬であたりまえですね。さてさて、今月もみなさまの「お便り」のご紹介から、そして、「社会の歯車」という内容でお届けします。お付き合いいただければと思います。そして、今年もありがとうございました。いいお年をお迎えください。そしてまた来月お会いできたらなと思います。では、また。お元気で。 ポッドキャスト
2021/11/20
西洋的世界観のからくり 11月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。じつは昨日、一か月二回のペースでしている写真撮影に出かけてきたんですが、もう秋も終わりかなという感じでした。まあもう山の頂上には雪も積もっていますし...。今月は、「西洋的世界観のからくり」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いください。 ポッドキャスト
2021/10/20
西洋的世界観と日本語的世界観とのちがいについて 10月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。バンクーバーは夏が終わったかと思ったら、急に秋が深まってきて、今年は例年よりもはやく衣替えをして、さっき山を見たら、もう雪が積もっていました。さて、今月も皆様からのおたよりから。そして、「西洋的世界観と日本語的世界観とのちがいについて」というテーマでお届けします。今月も最後までお付き合いくだされば幸いです。 ポッドキャスト
2021/09/20
仏教と西洋の世界観 09月号:どうもタグチです。二か月の夏休みがおわって、もう二週間経ちました。でも、仕事がはじまっていそがしくなったかというと、そうでもなくて、夏休みにしていたことを縮小しているので(たとえば、週二回のジョギングが週一回になるとか)、仕事がはじまっても、だいたいおなじようないそがしさですね。夏休みがある、なしにかかわらず、夏の終わりというのは、夏の終わりならではの感慨深いものがあると思うんですが、みなさまの夏のおわりはいかがでしたでしょうか。今月はいつもよりちょっと長かったですね。いつもどおりに書いたつもりなんですが、どういうわけかこの長さになってしまいました。お付き合いください。 ポッドキャスト
2021/08/20
ぼくの「何をすることが求められているのか」リスト 08月号:どうもタグチです。じつは去年の夏、要るかなと思ってクーラーを買ったんですが、その夏はそう暑くなくて、数回しかつかわなかったんですね。でも、今年の夏はなんか記録的な暑さで、もう十数回つかっています。しかも、そういう暑さですから、クーラーも売り切れているみたいで、タイミングよく買ったなあと、クーラーが必要になるたびに、「クーラーくん、家族の一員になってくれてありがとう」とつぶやいています。去年は、「買って失敗だったかな」と思っていたんですが、まあクーラーくんは去年のことなんて憶えていませんね。いつもぼくの感謝にこころよくこたえて、がんばって動いてくれています。さて、今月もみなさまからの「お便り」、そして、『ぼくの「何をすることが求められているのか」リスト』という内容でお届けします。お付き合いください。残暑きびしいでしょうが、がんばってくださいね。 ポッドキャスト
2021/07/20
何をすべきか 07月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。ぼくは二か月の夏休みです。とはいっても、いつもしていることをちょっとゆっくり長めにしているだけで、夏休みにはこれこれをしようというのは特になかったりします。先々週でしたか、バンクーバーにしてはめずらしい猛暑日が一週間くらいつづいて、なんかすごそうな夏だなと思っていたら、そのあとはいつものバンクーバーの夏にもどって、適当に涼しくて、いい感じの日々がつづいています。もう日本も夏でしょうね。暑さも厳しくなる日もあるでしょうけど、どうぞご自愛くださいませ。さて、今月もみなさまからの「お便り」、そして、「何をすべきか」という内容でお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2021/06/20
自由意志と犯罪 06月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。ぼくはあと二週間で二か月の夏休みです。しかもこの数か月ははんぶんしか仕事をしていないので、なんか世間さまにもうしわけないような(じゃなくてまあじっさいにもうしわけないですね)毎日を送っています。さて、今月もみなさまからのおたよりから。そして、「自由意志と犯罪」という内容でお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2021/05/20
時間について 05月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。バンクーバーはもう夏です。これから9月までここちよい夏がつづきます。なにしろ世界有数の避暑地ですし、たぶんあと数年したら、日本に帰ろうと思っているので、バンクーバーの夏、思い切り満喫しようとかんがえています。さて、今月は「時間について」と題してお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2021/04/20
貧乏について 04月号:どうもタグチです。ちょっと私事でばたばたした一か月でしたが、ばたばたすると教訓がおおいというメリットがあります。そういう観点から捉えると、かなり教訓のおおい一か月でした。さて、今月も皆様からのお便り、そして本編「貧乏について」というタイトルでお届けします。お付き合いくだされば幸いです。 ポッドキャスト
2021/03/20
自由と不自由 03月号:どうもタグチです。みなさまいかがおすごしでしょうか。ぼくは二週間の春休みの一週目がおわろうとしているところで、ゆっくりすごしているんですが、でもまあ休みであろうが休みでなかろうが、基本、ゆっくりすごそうといつもかんがえています。今月は「自由と不自由」という内容でお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2021/02/20
「我思う、ゆえに我在り」と雷の話 02月号:どうもタグチです。みなさまいかがおすごしでしょうか。昨日は大雪だったんですが、タイミングよく四連休だったので、ゆっくり雪景色の写真を撮りに出かけました。昨年、カメラを新調したんですが、雪の季節がおわったあとだったので、今回があたらしいカメラでのはじめての雪景色の撮影でした。今月は「我思う、ゆえに我在り」と雷の話という内容でお届けします。最後までお付き合いいただければ幸いです。 ポッドキャスト
2021/01/20
時間と空間 01月号:どうもタグチです。ちょっとおそいですが、あけましておめでとうございます。そういえば、今年はあまりクリスマスっぽいことも、元旦ぽいこともしませんでした。というか、まあそういうのをぼくはしないほうなんですが、バンクーバーはほぼシャットダウンだったので(もう二か月近く継続中です)、そういうのがあまり目につかなかったと言ったほうがいいですかね。今月は「時間と空間」という内容でお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト
2020/12/20
精神と身体 12月号:どうもタグチです。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。ぼくはあと一週間で二週間の冬休みです。例によって、特に予定はないんですが、強いてあげれば、夜にクリスマスライトの写真を撮りに行こうかなと考えてはいます。ぼくはけっこう早く寝るので、休みじゃないと、夜に出るというのはあまりできないんですね。さてさて、今月は「精神と身体 」という内容でお届けします。お付き合いください。今年もご愛顧いただきありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。それではみなさま、よいお年をお迎えください。 ポッドキャスト
2020/11/20
誇りに思える仕事 11月号:どうも たぐち です。みなさまいかがおすごしでしょうか。バンクーバーは山の上に雪が積もっていて、まだ紅葉が残っているんですが、もうそろそろ秋もおわりかなという感じです。バンクーバーは北海道よりもかなり上に位置しているんですが、そう寒くないんですね。社会科で習ったおぼえのある西海岸性気候の暖流のせいだと理解しています。雪もときどき積もったりしますが、そうなると学校が閉まったりするので、まあこれは、雪はあまり降らないよというコンセンサスがあるということかなと思います。なんかたとえがすごくわかりにくいような感じもしますが、でもまあそうさむいところではないんですね、バンクーバー。日本はだいぶんさむくなってきたみたいですが、どうぞご自愛くださいませ。今月は「誇りに思える仕事」というタイトルでお届けします。 ポッドキャスト2020/10/20
短歌について 10月号:どうもタグチです。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。バンクーバーはだいぶん秋が深まってきて、衣替え を今月末に予定していたんですが、さすがにさむくなってきたので、今日ブレザーなんかの上着を冬物と入れ替えました。ほかに入れ替えるものあるのというと、あとはパンツとか、帽子やマフラーなんかのアクセサリーと、ブーツなんかの靴がありますね。それらは来週末にしようと考えています。今月は「短歌について」。お付き合いください。 ポッドキャスト2020/09/20
流れる川 09月号:どうもタグチです。二か月の夏休みが終わって、学校(仕事)が再開しましたが、ぼくはそんなに変わりなく日常を過ごしています。みなさまはいかがおすごしでしょうか。収録し終わって思ったんですが、たしかヘラクレイトスの川の話をしたのはこれがはじめてではありませんね。今回、すこしはちがうことを言ったんでしょうかね。でも、まあ 流れる川の中を生きることってたいせつなこと だと思います。今月もよろしくおつきあいください。 ポッドキャスト2020/08/20
とある夏の一日 08月号:どうも田口です。みなさま、いかがおすごしでしょうか。バンクーバーは、だいぶんすずしくなってきましたが、日本は今年も猛暑みたいですね。でも、梅雨が長かったぶん、短い夏になるのではと思っています。どうぞご自愛くださいませ。今月は「とある夏の一日」、 ふぃあっとくん のぼくに対するありがとねだったんだとというお話し。お付き合いください。 ポッドキャスト2020/07/20
アイビーリーグ 07月号:どうもタグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。ぼくは例年通り夏休みです。コロナの影響で人員削減とかあったので、ぼくもどうなるかなと思っていたんですが、特に影響はありませんでした。いちおう、仕事がなくなったら、こうしてああしてと考えてはみたんですけどね。さてさて、今月は「アイビーリーグ」というタイトルでお届けします。お付き合いください。日本では今年も雨がおおくて、各地でたいへんそうですが、がんばってくださいね。 ポッドキャスト2020/06/20
俳句と論理実証主義 06月号:どうも田口です。お変わりありませんか。ぼくは例によって、いつもどおりです。コロナに関して、先日、同僚がワクチンができなかったらどうなるのとかいうことをぼくに訊くので、できなかったら、できなかったで、みんなが死ぬわけじゃないし(交通事故とおなじですね)、びくびくせずに人生を謳歌して、それなりに以前とくらべると死ぬ確率というのがちょっと高くなったよという現実に慣れていくだけじゃないかなと言ったんですが、そうあってほしいと思います。ただ、コロナ以前にぼくたちがはたして人生を謳歌していたのかというのはかなり疑問ではありますけどね。ぼくはぼくなりに、なにがあろうと、がんばって人生を謳歌しようかな と思っています。いっしょにがんばりましょうね。 ポッドキャスト2020/05/20
芭蕉とニーチェ 05月号:どうも田口です。こちらバンクーバーでは今週末からお店が開くという話だったので、街へ繰り出して、どの程度お店が開きそうなのか観に行ったんですが、ほとんどがまだ開く様子じゃありませんでした。ぼくは写真を撮るのを趣味としているので、写真を撮りながらの散策だったんですが、ゴーストタウン化していて、ちょっとシュールでした。さて、今回は「芭蕉とニーチェ」というタイトルでお届けします。お付き合いいただければ幸いです。世の中、 諸行無常の様相を呈してきましたが、どうぞご自愛くださいませ。 ポッドキャスト2020/04/20
ストイックであるということ 04月号:どうもタグチです。先月、バンクーバー、コロナはどうですかというお便りに、いまのところはなにもないですねと答えてほとんどすぐあとでしたね、州が非常事態宣言を出して、ほとんどロックダウンになっています。教師という仕事は自宅から生徒さんたちに指示を出すということで、とりあえず失業はなかったんですが、たくさんのかたがたがお仕事を失われているみたいです。まあ、かなり暗い状況です。でも、メディアは元気で、いろいろな情報があふれている中、いまのところ、ぼくは 武田邦彦先生と大前研一さんの見解のみを聴くようにしています。あと、安倍夫人の動向は参考になるかもしれませんね。だって、だれがいちばん正確な情報を握っていて、だれがいちばん世論に左右されないかという点においては、安倍夫人の右に出る人はいないと思うんですね。いや、ぼくは参考にしませんけどね。しかし、ぼくってテレビもないし、ニュースももう二年以上観ていないので、もともとそんなに情報に影響されるということもないんですが、今回はちょっとひどいですね。さて、今月は「ストイックであるということ」と題してお送りします。お付き合いください。 ポッドキャスト2020/03/20
据え膳についての考察 03月号:どうも田口です。昨日から春休みで、今年の春休みは特に何も予定がないので、毎朝起きてから、何をしようかなという感じの春休みになる予感です。昨日は、そういうわけで、衣替えをしました。北米のアパートは地下階に倉庫室があって、その中に日本の大きい押し入れの二倍くらいの倉庫が各ユニットに割り当てられていて、そこに収納している春夏物の靴や衣類を入れ替えるんですが、そうですね、だいたいぜんぶで三時間くらいの作業です。でも、三時間の作業と言ったら、一日のメインテーマとなる作業ですね。ちなみに今日は一週間に一回の洗濯の日で、洗濯が中心の一日です。洗濯機は勝手に回ってくれるんですが、アイロンがけと収納にだいたい三時間くらい要するんですね。今月は「据え膳についての考察」と題してお送りします。お付き合いください。 ポッドキャスト2020/02/20
天気の子 02月号:どうも タグチ です。冬休みから休日の雨の降らない日に定期的に走るようになって、バンクーバーって思ったより晴天がおおいなと実感するようになりました。以前は、冬は雨期だなという感覚だったんですね。ぼくが走っているのはダウンタウンのとなりに位置するスタンレーパークという海に囲まれた半島です。ぜんぶで九キロの海岸線を50分くらいかけてゆっくりはしります。まず ヨットハーバー が観れて、そのつぎに ダウンタウンの高層ビル群、ダウンタウンのはずれにあるクルーズボートの停泊所、赤い巨大クレーンが立ち並ぶ コンテナ船の停泊所、そしてそこを通り過ぎると、対岸の向こう側に切り立っている雪山(みっつあって、それらをひとつずつ眺めていく感じになります)、そのストレッチのさいごにおおきいつり橋のしたをとおって、そのあとは太平洋につづく広大な海がどーんという感じで眼前に広がって、その解放感を味わいながら、さいごのストレッチを走るという感じです。こうして実際に言葉にしてみると、めくるめくという感じですが、じっさいにそういう感じですね。バンクーバーに来られるときは走られるかただったら、ぜひシューズをお持ちくださいませ。走られない方も、散歩道(ジョギングレーン)と並行して、自転車レーンもあるので、自転車で一周というのも気持ちいいと思います(ぼくは二回くらいしたことがありますが、すごく気持ちいいです)。さてさて、今月は「天気の子」と題してお送りします。お付き合いください。 ポッドキャスト2020/01/20
朝ごはんのかたち 01月号:どうもタグチです。本年もよろしくお願い申し上げます。クリスマス休暇が二週間あって、先週仕事にもどったところです。バンクーバーはこれまでのところ例年通りのふつうにあたたかい冬ですが、寒くなるのはこれからかなとは思います。あまり毎年の記憶が定かじゃないんですね。さて、今月は「朝ごはんのかたち」というタイトルでお届けします。おつきあいください。もうすぐ大寒ですね。どうぞあたたかくしてご自愛ください。 ポッドキャスト2019/12/20
哲学クラブでのニーチェ哲学の最後のレクチャー 12月号:どうも田口です。まだ初雪は降っていないんですが、アパートから観える山の上には雪が積もっていて、ときどき雪のラインが山の半分くらいまで下がってくることがあります。つまりまあ、いつ初雪が降ってもおかしくない状況です。バンクーバーの雪状況はというと、年に二三回は雪だるまがかんたんにできるくらい積もることがあります。そのうち一回は学校が休校になるくらいの積雪です。気のせいかもしれませんが、ぼくの車の ふぃあっと くんは、雪の中をはしるのがすきみたいです。ぼくはそういう ふぃあっと くんのことがだいすきです。さて、今月は「哲学クラブでのニーチェ哲学の最後のレクチャー」というタイトルでお届けします。お付き合いくだい。今年もご愛顧いただきありがとうございました。よいお年をお迎えください。そして、来年もよろしくお願い申し上げます。 ポッドキャスト2019/11/20
高校生相手の哲学講義の近況 11月号:どうもタグチです。九月からこどもが大学に通い始めて、コンピューター言語のクラスがちんぷんかんぷんということで、「じゃあ、ぼくが勉強して、きみに教えてやるよ」と、この一か月、毎日数時間、コンピューター言語の勉強をしていました。かれがしているような勉強の仕方では、さすがに時間がないので、かれはかれの勉強の仕方をちんぷんかんなりに続けてもらって(というのは講義に行って、宿題をしてというのですね)、ぼくはというと、期末試験のサンプル問題を解いてみるという勉強法を取ってみました。これは、以前スーパーマリオをしていたときに感じたことなんですが、説明が上手なひとと、長くて難解な説明をするひとがいて、その説明が上手なひとを見つけさえすれば、いろいろなことがスムーズに行くような気がします。まあ、そういうひとを見つけるまでにけっこうな時間と労力を要するんですけどね。見つかっていても、最初は説明自体がいいのか、わるいのかさえ、わかりませんから、どうしても最初はいろいろなひとの説明を聴くことになります。あと、その説明の上手なひとが、自分の知りたいすべてのことを説明しているというのもありませんしね。なんか、本文のような長さになってきたので、ここらへんで話をやめますね。というところで、今月は「高校生相手の哲学講義の近況」というタイトルでお届けします。お付き合いくだい。 ポッドキャスト2019/10/20
なんのために生きているのか 10月号:どうもタグチです。みなさまいかがお過ごしでしょうか。バンクーバーはまだ紅葉もピークじゃないんですが、気温がだいぶん下がってきて、毎日体感温度は10度前後です。バンクーバーは紅葉がきれいなので、なるべく外に出て愉しみたいなとは思うんですが、ちょっと二週間くらいまえから風邪気味で、あまり外に出れていないんですね。風邪が治ったら、すこし時間をかけて、紅葉を愉しみに出ようと思っています。季節の変わり目、風邪をひかないよう、ご自愛くださいませ。さて、今月は「なんのために生きているのか」というタイトルでお届けします。お付き合いくだされば幸いです。 ポッドキャスト2019/09/20
家族のかたち 09月号:どうもタグチです。バンクーバーは昨日あたりから雨が降り続いていて、なんとなくもう夏は終わったなあという感じです。でも、まだ紅葉は始まっていないので、「秋」というよりはジァズの名曲のセプテンバーソング のように夏の余韻を愉しむような季節ですかね。たしか、セプテンバーソングはそういう感じの内容だったような気がするんですが、ひょっとしたらもっと悲しい内容のような気がしてきました。でも、考えてみたら、これはセプテンバーソングというと歌詞付きのはチェットベーカーさんのしか知らないんですね。チェットベーカーさんの歌ってあかるい歌を歌っても哀愁に満ちていますから、そういう感じがするのかもしれません。さて、今月は「家族のかたち」をお届けします。お付き合いくだされば幸いです。 ポッドキャスト2019/08/20
こどものバイトについて 08月号:どうもタグチです。日本は暑いみたいですね。こちらはだいぶんすずしくなってきて、朝のバルコニーでのコーヒーもときどき厚手のバスローブを羽織ってという感じになってきて、ちょっと秋の気配を感じるようになりました。まだ厳しい暑さが続くみたいですが、ご自愛くださいませ。さて、今月は「こどものバイトについて」です。お付き合いください。 ポッドキャスト2019/07/20
徒然草 07月号:どうもタグチです。二か月の夏休み中です。去年もバンクーバーで二か月の夏休みを過ごしたんですが、去年とおなじような感じで、毎日、朝起きて「今日は何をしようかな」という感じですろーらいふを実践しようとしています。日本は梅雨明けで、いよいよ夏ですね。今年もきびしい暑さなんでしょうか。どうぞご自愛いただき、日本でしか経験できない夏をお過ごしいただけたらと願っております。さて、今月は「徒然草」のお話です。お付き合いください。 ポッドキャスト2019/06/20
ほんとうに自分が心からしたいと思っていること 06月号:どうも田口です。今月は配信がおくれて、もうしわけありませんでした。ちょっと通知表の入力や、今月話題にするようなことで、ばたばたしていて、なかなか落ち着いて文章を書くことができませんでした。そういうのって、年に何回かあったりするので、何かを書きためておいたり、過去に書いた文章をつかっていた時期もあったんですが、最近はある事情から文章を書くというのがかなり自分の中で充実しているので、やっぱり落ち着いて文章を書いてみたいというのがあったりするんですね。今月もお付き合いくだされば幸いです。日本はもう梅雨でしょうか。何年か前に新海誠さんの『言の葉の庭』を観てから、梅雨に対して持っていたイメージががらっと変わりました。ぜひご覧になって、梅雨をたのしんでいただけたらなと思います。 ポッドキャスト2019/05/20
人生の意義について 05月号:どうも たぐち です。5月のバンクーバーというのは晴天がおおいんですが、今年も晴天がつづいていて、なにがうれしいって、バルコニーですごすことがこれから夏にかけて増えていくのがうれしいです。じつはいまもバルコニーで今日一本目のビールを飲みながら、これを録音しようかなというところです。今月も最後までお付き合いください。 ポッドキャスト2019/04/20
門司港のお寿司屋さん 04月号:どうも、タグチです。みなさま、いかがおすごしでしょうか。バンクーバーはけっこう桜の多い街で、街のいろいろなところで桜が満開です。日本も桜の季節ですね。そともあたたかくなって、桜を見ながらのおさんぽとかがたのしくなるんじゃないでしょうか。明日から一週間、こどもがいっしょに居るので、時間を見つけて、いっしょに桜を見に行こうと思います。さて、今月のタイトルは「門司港のお寿司屋さん」です。お付き合いください。 ポッドキャスト2019/03/10
子供の教育 03月号:どうもタグチです。おかわりありませんか。こどものバスケットボールの顧問をしていて、そのシーズンの終了後に、風邪をこじらせて、そのすぐあとに通知表の締め切りと、ちょっとばたばたしていまして、今月のラジオの録音がおくれてしまいました。締め切りに間に合うよう原稿を書けないこともなかったと思うんですが、今日原稿を書いてみて、やっぱりおちついて書いた方がいろいろな意味でいい感じだなと思いました。カナダは今日から夏時間です。晴天の日曜日なので、今日はちょっとダウンタウンで散策しようかなと思っています。こどもといっしょに。もうすぐ春ですね。ご自愛くださいませ。 ポッドキャスト2019/02/10
掃除をすることは感謝すること 02月号:どうも田口です。まずは、おそくなりましたが、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくおつきあいくださいませ。日本は全国的に気温が下がって、雪が降ったりしているみたいですね。バンクーバーは今年は暖冬みたいで、いまのところ積雪はありません。山には雪が積もっていますが。まあそういう山はスキー場があるので、雪がないとこまるんでしょうけど。バンクーバーというところはけっこう高い山が切り立っていて、たとえばぼくのバルコニーからだと、右には海、そして左を観ると雪山なんて感じなんですね。ぼくはどちらかというと、山よりも海というタイプだったんですが、いまのアパートからは海よりも山の景色を観ることが多くて、ときどきビールを飲みながら、「うーん、山、いいなあ」という感じで山の景色を愉しむようになってきています。今月は「掃除をすることは感謝すること」というタイトルでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト2019/01/10
しあわせについて (つづき) 01月号:どうも田口です。二週間の冬休み中です。こどもは元妻といるので、ひとり静かに、映画を観たり、サウナで寝たり、本を読んだり、映画を観たりして、休暇を過ごしています。前にも書きましたが、ぼくって、ひとに会ったりすることすくないんですね。どれくらいすくないかというと、最後に他人と顔を合わせて食事をしたのは、4か月前のことですね。カナダのクリスマスや新年って、けっこう人が集まってパーティーなんかしているんですが、ぼくは複数のひとたちと長時間いっしょにいるというのを苦痛に感じるので、映画やドラマであるような、対面のマンションではなやかなパーティーでわいわいしているのを窓から眺めて、さびしく感じるのはないですね。どちらかというと、そういうのを観ると、「苦痛そうだなあ。ああいうところにいないぼくはラッキーだなあ」と感じちゃいます。パーティーはぜんぶだめかというとそうでもなくて、まあ強いてあげると、たとえばどっかの会社の忘年会で、費用はぜんぶ会社持ちで(帰りのタクシー代も)、ちょっと自分ではお金を出せないような温泉旅館の高級料理で、すきなときに温泉に入れて、二次会もなしで、9時には解散とかいうのだったら、よろこんで行きますが、そういうのってもうずっとないですね。カナダには温泉旅館自体ないし・・・。今月もお付き合いください。 ポッドキャスト2018/12/10
自由意志について 12月号:どうも田口です。今日、ぼくといっしょに「哲学クラブ」を主宰している生徒が廊下でぼくに、「自由意志について、先生はどう考えてますか?」って言うので(たぶん何かの授業でそういう設問があったんでしょうけど、なんかすごくシュールな日常だと思いません?)、ちょっと考えて「それはまあ捉え方の問題だね。つまりまあ主観的なものだね。客観的に自由意志があるか、ないかっていうのは不毛だと思う」と答えました。『どんなときもどんなときも 僕が僕らしくあるために 「好きなものは好き」と 言えるきもち抱きしめてたい どんなときもどんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること僕は知ってるから』(※松岡茉優ミュージックビデオ「どんなときも」より) 今年一年お付き合いいただきありがとうございました。新年もどうぞよろしくお願いします。良い年末年始をお迎えください。 ポッドキャスト2018/11/10
しあわせについて 11月号:どうも田口です。バンクーバーは雨の日がつづいています。まあもう11月ですから、冬の雨季にはいったと考えていいかなと思っています。今年は夏の間ずっとバンクーバーにいて、ほとんど雨のない夏を観てきたので、恵みの雨というか、なんとなく木々を含む自然が雨をよろこんでいるような感じがして、例年とはちがった雨の見方をしています。日本ももうすぐ冬ですね。ご自愛ください。 ポッドキャスト2018/10/10
カナダのパーティー事情 10月号:どうも田口です。バンクーバーはだいぶん秋が深まってきて、紅葉がきれいになってきました。夏の間、バルコニーでよくくつろいでいたんですが、もう肌寒いので、あまりバルコニーに出ることがなくなりました。日本も紅葉がきれいな季節ですね。どうぞお時間を見つけて、ゆっくりお散歩でもされてください。 ポッドキャスト2018/09/10
逆切れについて 09月号:どうも田口です。二か月の夏休みがおわって、明日から仕事です。バンクーバーの夏はほとんど雨がなくて、一週間くらい、夜暑すぎる感のある期間をのぞけば、まず世界有数の避暑地の名の通りの、快適な夏でした。夜暑かったとき、扇風機を買おうかなとも考えたんですが、結局買わずにすみました。今日は晴天なんですが、いまはもう秋の風が吹いていて、ときどき窓を閉めないと、寒いくらいです。日本の夏はいろいろとたいへんだったみたいですね。でもネットで予報を見る限り、9月は例年通りの気温らしいですね。あと、これを書いている時点で、大型台風の21号が接近中となっています。これが過ぎたら、秋なんじゃないでしょうか。がんばってくださいね。さて、今月は「逆切れについて」です。今回はいつもよりながいので、途中で飽きられないといいのですが、よろしくおつきあいください。 ポッドキャスト2018/08/10
自分探しについて 08月号:どうも田口です。先月もお話ししましたが、今年は何年かぶりに日本に帰らずに、バンクーバーで夏を過ごしています。高校教師を職業としているぼくは二か月の夏休みがあって、いまちょうど折り返し地点です。久しぶりのバンクーバーの夏はいまのところ過ごしやすい気候です。ほとんど毎日晴天で、もちろんクーラーなしの生活です。ダウンタウンのすぐそばに海に囲まれたスタンレーパークという外周10キロの公園があって、そこをときどき朝起きて走っています。日本はたいへんな暑さと聞いています。どうぞご自愛くださいませ。 ポッドキャスト2018/07/10
スローライフ 07月号:どうも田口です。今月もみなさまからのおたよりから。そして、『スローライフ』と題しましてお送りします。夏休みです。以前にもお話ししたんじゃないかと思いますが、ぼくは教師をしていて、カナダの教師は夏休みが二か月あるんですね。この夏休みは成り行きから、スローライフを実践しようと思っています。お付き合いください。日本は梅雨とか台風とかたいへんそうですね。ご自愛くださいませ。 ポッドキャスト2018/06/10
けっしてミニマリストじゃないんだけど 06月号:どうも田口です。バンクーバーはずっと快晴がつづいています。空が青くて、風も冷たくて、山にはまだ雪が残っていて、まさに初夏という感じです。ぼくは来月の今頃はもう夏休みです。みなさまは梅雨ですかね。雨が降ると、運転とか歩くのとか視界が悪くてあぶないこともあったりするので、お気をつけておすごしください。今月もお付き合いください。 ポッドキャスト2018/05/10
いい会話のために 05月号:どうも田口です。今日は金曜日なので、お酒を飲みながらこれを書いています。というのが、ぼくはお酒すきなんですが、というかすきなので、週末しか飲まないことにしてるんですね。こうしてみなさまに向かって話しかけるのはほんとうにたのしいひとときです。いつもありがとうございます。バンクーバーはもう初夏ですが、バンクーバーの夏はそんなに暑くならないので過ごしやすいです。飛行機代は高いんですが、できればいつかバンクーバーの夏を体験されてください。控えめに言って、すごくいいです。今月もお付き合いください。 ポッドキャスト2018/04/10
科学的世界観について 04月号:どうも田口です。またおやすみしちゃいました。すみませんでした。最近カレンダーをあまり観ずに生活していて、メールもろくにチェックしていなかったので、締め切りが過ぎてずっとしてからきづいちゃいました。さてさて、今月も皆様からのおたよりのあと本題に入ります。今月は「科学的世界観について」です。お付き合いください。日本はもう春日和だと聞いています。お散歩なんかされたりするにはいい季節ですね。ぼくもあと一週間で二週間の春休みなので、積極的にお散歩しようとおもいます。たいていひとりでですが。 ポッドキャスト2018/01/10
プロセスと結果について 01月号:どうも田口です。先月は勝手におやすみして、すみませんでした。実は今回原稿を書くまで、たぶんいそがしかったからでしょうね、ぜんぜん気づきませんでした。さて、新年最初の A DAY IN THE LIFE 。今月は「プロセスと結果について」です。お付き合いください。そして、申し遅れましたが、あけましておめでとうございます。ひきつづき今年もご愛顧賜りますようお願い申し上げます。 ポッドキャスト2017/11/10
外人に対するコンプレックス 11月号:どうも田口です。先週あたりまで昼休みに外でゴルフの練習をしていたんですが、急に気温が落ちて、初雪まで降っちゃいました。最近は朝零度近くというのがふつうになっています。まだ紅葉はあるんですが、気温はもう真冬です。日本ももう寒くなってきたんじゃないでしょうか。秋の紅葉や月見は楽しまれましたか?バンクーバーの四季もわるくないですが、やっぱり四季は日本のがいいですね。 ポッドキャスト2017/10/10
ジャズ喫茶論考 10月号:どうも田口です。バンクーバーはこれから秋が始まろうとしているところです。いまから紅葉がたのしみですが、そのころにはもう寒くてバルコニーでビールを飲んだり、食事をしたりできなくなるので、なるべくバルコニーに出て何かするようにしています。今月も皆様からのお便りから、そして、今月のタイトル「ジャズ喫茶論考」をお届けします。お付き合いください。日本ももうすぐ紅葉の季節なんでしょうね。おたがいにたのしみですね。 ポッドキャスト2017/09/10
Boys, Be Ambitious! 09月号:どうも田口です。前の二回分、日本での録音だったんですが、今回は例によってバンクーバーからです。バンクーバーには8月の終わりに戻ってきました。今日は曇っていて気温は20度ですが、晴れると27度くらいまで上がるので、まだまだ夏です。では今月も皆様からのお便りから、そして、今月のタイトル「Boys, Be Ambitious!」をお届けします。たぶん放送したんじゃあないかと思いますが昔書いたものに手を加えています。お付き合いください。 ポッドキャスト2017/08/10
講義と授業の違い 08月号:どうも田口です。ぼくはバンクーバーで高校の教師をしているので7月と8月は二か月の夏休みです。「二か月の夏休み、いいなあ」というノリで選んだ仕事とはいえ、二か月の休みというのはちょっと世間様には申し訳が立たないような長さです。今更ながら、申し訳ありません。でも休みが悠悠自適かというと、そうでもなくて、最初の一か月はほとんど毎日九月の新学期の準備をしています。ぼくはだいたい同じ科目を受け持っているので、その科目のノートを整理して教え方の向上を図っています。あとは、これは趣味で哲学書の翻訳、暇な時間は本を読んだり(今、竹田青嗣教授のヘーゲル入門書に凝っています)、マンガを読んだり(今、西炯子さんに凝っています)、ドライブに行ったり、デパートや店でモノを物色したりして過ごしています。子供はもうすぐカナダからここに来るんですが、来たらぼくの仕事はせずに、彼とゴルフをしたり (とはいっても経済上、毎日というわけにはいきませんが)今年は九月から物理のクラスを取り始めるので、その先生からちょっと予習をしててねと100ページにわたる問題集を渡されているので、多分これを子供と一緒にするのに一日数時間は取られそうな気がします。ともすれば、仕事がある日常の方が忙しくないかなと感じることもありますが、まあそうすると全体的に緩い環境で生活をしているようで、これまた申し訳ありません。さて、今月のテーマは「講義と授業の違い」です。お付き合いください。 ポッドキャスト2017/07/10
掃 除 07月号:どうも田口です。みなさま、お元気ですか。今年も学校が終って、明後日日本に発ちます。ぼうや(というのはぼくの子供のことです)とは、彼が7月末に日本に来てぼくと合流するまでしばらくお別れです。もう寂しいですが、この寂しさは辛いと言えば辛いんですが、裏返してみると、彼を愛おしく思っているということからきているので、逆に寂しく感じなかったらもっと寂しく辛い状況になっているんじゃないかとも思います。さて、今月の文章です。テーマは掃除です。今月も最後までお付き合いください。 ポッドキャスト2017/06/10
外的世界とはどのように存在しているのか 06月号:どうも田口です。もうバンクーバーは夏です。バンクーバーの夏は暑いと言えば、暑いんですが、空気が乾燥しているせいで、木陰に入ったり、日が暮れると涼しいです。そういった感じで、バンクーバーの夏はとても過ごしやすいです。というわけで、バンクーバーに来られるのなら、夏がぜんぜんお勧めです。さて、今月もまた哲学の話なんですが、外的世界とはどのように存在しているのかという話の続きです。来月からはまた普通の話をします。よろしくおつきあいください。ところで例によって、来月から二か月間、日本に帰っています。ぼくは教師をしているので、夏休みなんですよね。毎年夏休みに日本に帰っているんですが、いつも「ああ、また一年が終わったな」という感じで、帰路につきます。6月に一年が終るって、ちょっと変な感じですね。 ポッドキャスト2017/05/10
ぼくたちの住んでいる世界は存在するのか? 05月号:どうも田口です。今、バルコニーでお酒を飲みながら、この文章を書いています。実を言うとお酒はシャンパンなんですが、シャンパンというとちょっと気恥ずかしいところがあって「お酒」ということにしました。お酒を飲みながら文章を書くのはすごく好きです。シャンパンのつまみにカナダのチェダーチーズを食べているんですが、カナダのチェダーチーズもけっこう好きです。今月は哲学の話です。よろしくおつきあいください。 ポッドキャスト2017/04/10
フィアット500がぼくに教えてくれたこと 04月号:どうも田口です。もうバンクーバーは桜があちらこちらで咲き始めていて、春なんだなあと感じさせてくれますが、天気はあまりぱっとしません。ちょっと天気が良くなったら、バルコニーで焼肉でもして、お花見をしようかなと考えています。アパートは十階なのでちょっと遠いですが、カナダは外では飲めないんですよね。今月は「フィアット500がぼくに教えてくれたこと」というタイトルでお届けします。お付き合いください。 ポッドキャスト2017/03/10
2001年5月11日 ぼうやがぼくの世界の中心になった日 03月号:今月はちょっとばたばたしていて、落ち着いて文章を書けるような状況ではないんですね。というわけで、昔書いた文章を探してみたら、ぼうやが(というのは15歳になるぼくの息子です)生まれたときのことを書いた文章を見つけたので、それを紹介させてください。忙しくてばたばたしているというのもあるんですが、実際のところはちょっと疲れているかなというのもあります。 ポッドキャスト2017/01/10
ぼくの好きな作家 カミュ 01月号:新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお付き合いください。今月は『ぼくの好きな作家 カミュ』です。アルベール・カミュは、ぼくが大学生の時にいちばん傾倒していた作家です。大学生の頃って、多数の人々にとって人格が形成される時期だと思うんですけど、ぼくもその例にもれず、大学生の頃、自分の持つべき人格を考えるにあたり、ほとんどの回答をカミュの文章の中に求めていました。いまでもカミュの影響は否めないんですけど、客観的に自分の性格を考えてみると、ぼくの人格は「持つべき」人格というよりは「なるようにしてなった」人格といった感じなので、いまとなってはカミュがぼくに示した指針の数々は、ぼくにとって到達ができなかった理想として存在しているような気がします。 ポッドキャスト2016/12/10
恋と愛 12月号:どうも田口です。バンクーバーは絵に描いたような大雪です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。今月の文章は『恋と愛』です。よろしくお付き合いください。誰かと恋をして、恋に落ちた時の恋愛感情はどれほどつづくんでしょうか?これは人によって違うんでしょうけど、ぼくはたいてい長くて半年といったところではないかと思います。その恋愛感情の高揚感がなくなったら、関係はどうなるのかというと、これも人によるんですが、ぼくの場合は、言い方が悪いかもしれませんが、義理というかカルマというか一蓮托生というか、その人との関係を終わりまでつづけていきます。「愛していないんだったら、一緒にいるというのは、偽善的だ」という人もいましたが、愛していないんじゃなくて、恋していないんですね。(※続きは番組内にて‥)今年もお世話になりました。それではまた来年、よいお年をお迎えください。 ポッドキャスト2016/11/10
バンクーバーでのデート 11月号:デートをするときに、レストランの選択っていうのがあるけど、行きつけのレストランっていうのがいい。それがどれだけ評判のいいレストランでも、馴染みの少ないレストランだと、どうしても想定外のことがあったりするし、たとえ何事もなかったとしても、ぼくなんかだったら想定外のことがあり得るというだけで、ちょっと不安になってデートに集中できなくなると思う。そして相手に対しても、「はじめてだったけど、評判通りいいレストランでよかったです」というのと「ここはよく知っているレストランなので、あなたがくつろいで過ごせると思ってここにしました」というのでは、もちろん後者の方がぜんぜんいいよね。(※続きは本編にて‥) ポッドキャスト2016/09/10
あたらしい電話帳 09月号:どうも 田口 です。7月8月と日本に居るんですが、かなり暑い夏ですね。ぼくは夏休みで仕事をしていないので、日中クーラーの効いていないところに居ることはほとんどないんですが、それでも暑いなあと思うんですから、お仕事たいへんでしょうね。なぜ、田口 は夏休みが長いのかと思われる方もいらっしゃると思いますが、これはぼくがバンクーバーの公立高校で働いていて、教師は二か月夏休みがあるんですね。これだけ休みが長いと、何かバイトでもしてお金を稼いでもいいんでしょうけど、ぼくの尊敬する アルベール・カミュ によると、(貧乏でも)自分の自由になる時間かお金かのどちらかを選ばなければならないとしたら迷わず自由になる時間のほうを選べということなので、まあそういうことです。でも、友人の言葉を借りるなら「いいご身分」であることには間違いないので、謝ります。ぼくが謝ったかといって、暑さが和らぐわけでもないんですが。さて、今月のトークのタイトルは「あたらしい電話帳」です。よろしくお付き合いください。 ポッドキャスト2016/08/10
山みず木 08月号:どうも田口です。いかがお過ごしですか。今月は毎年一回は訪ねている黒川温泉にある山みず木という旅館の話です。実を言うと、今日本にいます。今年の夏は暑くなりそうですね。おからだにお気をつけて、ご自愛ください。それではお聴きください。 ポッドキャスト2016/07/10
一年の終わりに 07月号:どうも田口です。明日、日本に帰るんで準備でちょっとバタバタしています。毎年のことなので慣れてはいるんですが、二か月家を空けるというのはそれなりに「一仕事」になるのが実情です。加えて昨日は日本に帰る前にぼうやとの最後の日なるものを催して、ゴルフと夕食と映画で一日を過ごして、その前日まで働いていて、また言いますが、けっこうバタバタしています。というわけで、今月はぼうやに今日書いた手紙という内容です。申し訳ありませんと言ってもいいところなんですが、ぼくのこの番組のテーマって基本的にぼうやのことなんですよね。だからご勘弁のほどを。この後ぼくは日本に発って、ぼうやはバンクーバーとハワイで離婚したぼくの妻と過ごして、今月の終わりに日本に来ます。それではお聴きください。 ポッドキャスト2016/06/10
フランソワーズ・サガン 06月号:どうも田口です。皆様お変わりありませんか。今月もよろしくお付き合いください。さて、今月はフランソワーズ・サガンという作家の話 をさせてください。フランソワーズ・サガンという作家が好きです。事実、昨晩も彼女の『ブラームスはお好き』を再読しました。どういう背景からサガンを読みはじめたのか、ちょっと記憶を辿ってみますね。ぼくは18歳でした。18歳のぼくはカナダの高校を卒業して、何もしていませんでした。この「何もしていない」というのは言葉通りそのままで、その頃のぼくは「カナダなんて二度と行くかよ」と思っていて、かといって就職にも日本の大学も興味がないという状況下、一週間に数回英会話教室のアルバイトをする以外は本当に何もしていませんでした。<<中 略>> いつも自分勝手なトークにつきあっていただいて頭が下がります。今月もお付き合いいただけましたら幸いです。 ポッドキャスト2016/05/10
ゴルフのスコアと自己肯定について 05月号:バンクーバーはもう夏で、この原稿もアパートのバルコニーで時々海を眺めながら、書いています。海の景色と言っても、前のビルに遮られて、少ししか見えないんですけど、海を見るとほっとします。もちろん、ビールと一緒です。海とビール、どちらか一つ取らなければいけないとすると、かなり迷いそうですね。今月もしばらくの間、お付き合いください。 ポッドキャスト2016/04/10
村上春樹さん 04月号:バンクーバーは春です。気温も上がってきて、夕食や週末の遅い朝食をバルコニーで食べられるようになりました。実は、バルコニーの食事って、すごく好きなんですよね。ぼくがどういうものをカナダで食べているのかと気になる方は、ぼくのブログサイト(https://tatsuzotaguchi.wordpress.com/)に写真を掲載していますので、お暇でしたらご観覧ください。さて、今月は本の話です。ぼくのいちばん好きな作家は、村上春樹さんです。村上さんは四冊目の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」からリアル・タイムで読みはじめたので、もうかれこれ三十年くらいリアル・タイムで読んでいることになりますね。それでは今月もよろしくお付き合いください。 ポッドキャスト2016/03/10
ABOUT CHET BAKER 03月号:どうも田口です。今月はチェット・ベイカーの話をさせてください。最後までお聴きいただけましたら幸いです。こちら、アパートの窓から見えるスキー場の山はまだしっかり雪が積もっていますが、バンクーバーはもう春が近いみたいです。実際にあと一週間で春休みです。日本に帰りたいところなんですが、そんなお金もないので、バンクーバーでゆっくり衣替えをしたり、散歩をしたりして過ごそうと思っています。実はバンクーバーって桜の木がたくさんあって、春の散歩はけっこう目に楽しいんですよね。春休みにちょうどよく桜が満開になってくれたらいいなと思います。それでは今月もよろしくお付き合いください。 ポッドキャスト2016/02/10
ニーバーの祈り 02月号:どうも田口です。一年ぶりになるんですかね、ちょっと思うところあって、再登板することになりました。ぼくの住んでいるバンクーバーから、日々の生活を綴っていきたいと思います。ぼくは、十四歳の子供がいて、公立高校で教師をしています。だから、ぼくの日常生活はその二つに絡んだ出来事が最たるものとなります。今回の話も、例に漏れず、ぼくの子供の話です。よろしくお付き合いください。日本は寒さが厳しいみたいですね。バンクーバーは西岸海洋性気候なので、穏やかな冬ですが、雨の日がずっと続いています。これはこれで、うっとうしくて厳しいと言えば厳しいんですけどね。事実、この季節は自殺者の数が年間を通してピークになるらしいです。ご感想・ご質問などがあれば、いつでもお便りください。お待ちしています。 ポッドキャスト