CHANNEL-E
車到山前必有路
MC:ツリーズ・エンジニア
上海松江局/松江大学城STUDIO
vol.4231 [Mar 01]
(※編集部注;番組タイトル 「車到山前必有路」 とは)
車到山前必有路
ch? dao sh?n qian bi y?u lu
(チョオ ダオ シャン チエン ビー ヨウ ルー)
中国の諺。
馬車などの 「車が山に到着しても、必ず進む道はある」。
たとえ困難が有っても、一定の時に至れば、
解決の方法が必ず有るものだ、という意味。
「進めば必ず道は開く」
「成せば成る」
「案ずるより生むが易し」
と同じような言葉か。
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上海松江局
松江大学城STUDIOからお届けする
ツリーズ・エンジニアの
車到山前必有路
変化の激しい上海に住み着いて16年。
この間、好奇心が旺盛ではない私もこの国特有の
制度、習慣、人間関係などを嫌でも知らされることになりました。
ここ数年、中国の発展とともに、
日本のマスコミも上海を取材せざるを得なくなり、
さまざまな内容のニュースを報道しているようです。
その中には、日本のマスコミの言う通りの 「中国」 もあれば、
そうではないと思われるような 「中国」 もあります。
本当の上海を知ってほしいなどという気負いはありません。
私の身の回りの些細な出来事をできるだけ 加工することなく、
素材として みなさんにお届できればと思うのみです。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
これまで以上に何でもありに
一斉にネガティブな情報に囲まれ始めた中国。
指導者の対応はこれまでのところ、
ほとんどが裏目に出るか、奏功していないかのようです。
貧すれば鈍す ではないけれど、こうした時期、
これまで以上に何でもありになってしまうのが独裁主義国家の怖い
ところ。
さらに、貴州省で発生した大規模な山火事を海外の敵対勢力の仕業
とする国内SNSでの投稿があったり(日本人の仕業だとする投稿も)、
閉塞感や現状への不満が 愛国主義や排外主義をより強化す
る方向へ 国民を押し流そうとしているようです。
このような流れにいったいどのように竿は挿せるのでしょうか。
松江大学城 web
44.0MB [27:30]
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