CHANNEL-E
車到山前必有路
MC:ツリーズ・エンジニア
上海松江局/松江大学城STUDIO
vol.4300 [Nov 01]
(※編集部注;番組タイトル 「車到山前必有路」 とは)
車到山前必有路
ch? dao sh?n qian bi y?u lu
(チョオ ダオ シャン チエン ビー ヨウ ルー)
中国の諺。
馬車などの 「車が山に到着しても、必ず進む道はある」。
たとえ困難が有っても、一定の時に至れば、
解決の方法が必ず有るものだ、という意味。
「進めば必ず道は開く」
「成せば成る」
「案ずるより生むが易し」
と同じような言葉か。
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上海松江局
松江大学城STUDIOからお届けする
ツリーズ・エンジニアの
車到山前必有路
変化の激しい上海に住み着いて16年。
この間、好奇心が旺盛ではない私もこの国特有の
制度、習慣、人間関係などを嫌でも知らされることになりました。
ここ数年、中国の発展とともに、
日本のマスコミも上海を取材せざるを得なくなり、
さまざまな内容のニュースを報道しているようです。
その中には、日本のマスコミの言う通りの 「中国」 もあれば、
そうではないと思われるような 「中国」 もあります。
本当の上海を知ってほしいなどという気負いはありません。
私の身の回りの些細な出来事をできるだけ 加工することなく、
素材として みなさんにお届できればと思うのみです。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
夢や希望をもって
生きるのがしんどい社会
通り魔殺人を描いた 映画『衝動殺人 息子よ』が上映され
たのは1970年代。
行きずりの殺人で、罪のない息子を殺された父親の悲しみと、同様
の境遇の人々と共に被害者遺族を保護する法律を作る運動を進める
姿を描いた作品です。
ここ最近の中国国内で 頻発する通り魔殺人 のニュースを見て
いて思い出しました。
いまの中国では、被害者遺族保護どころか、事件自体が ゆがめられ、
あるいは 矮小化され てしまいます。
声を上げることすら許されない。
夢や希望をもって生きるのがしんどい社会 です。
松江大学城 web
35.2MB [22:01]
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